為替市場への介入

為替相場は私達の生活にも密着しています。日頃利用している商品や食材にも多くの輸入品がありますし、海外旅行でも為替相場のレート次第で安くなったりも高くなったりもします。

現在の日本のように、経済状況が悪い中で通貨だけが上昇していると輸出産業が損害を受けることになります。ですので為替相場が実際の経済状況を考慮されていない状況が続くと政府が直接為替相場に介入することで適正な水準までレートを戻すことがあります。

為替相場の介入には自国の通貨を上げたり下げたりしますが、大量の通貨の売買によって為替相場のレートを動かします。為替相場への市場介入は国によって異なり、日本では日銀が介入を行います。非常に多くの金額を売買するために、驚くほど大きく変動します。

介入が噂され始めた時には、あまり積極的に取引しないほうがいいといえるでしょう。

金融政策と為替相場の関係

為替相場の変動には金利が大きく関わってきます。特に短期売買が頻繁に行われていますので、短期金利が非常に大きな影響を与えています。

短期金融市場では金融機関が参加して短期資金の貸し借りを行なっていますが、日本銀行のような中央銀行が参加することで短期金利の水準を決めています。これは日本だけでなく諸外国でも行われており、金利を一定の水準で保つように公開市場操作という名で金融政策が行われています。

日本で行われているのは無担保コール翌日物金利という銀行間でやり取りする1日限定の金利です。この金利水準を日銀が保つようにしているのですが、金融政策決定会合で金利の水準は決められており、日銀のトップが話しあって決定します。

アメリカではFOMC、EUではECBなど国によって事ない、最も注目が高いFOMCや各国の金融政策決定会合の日程が近づくと為替相場も敏感な反応を示すことがあります。特に事前に予想されている場合にはそれに合わせて大きく変動しますので、ネットで事細かに情報を確認するようにしましょう。

金融政策には公定歩合などもあり、こちらも注目されることがあります。また、危機的状況においては予定にない会合なども行われるなど常に注視しておかなければいけません。