

悩めるトレーダー
3大市場って一体何が違うの?
という疑問を持っている方にオススメの動画です。
要約
FX市場には、アジア時間、欧州時間、NY時間がある。
それぞれの時間には特徴的な動きがある。
今回は、これらの時間帯の動きや通貨ペアの特徴について解説する
為替市場の1日の流れ
為替市場は、まずオセアニアのウェリントン市場から始まる。
- 8時~15時:オセアニア・アジア時間
- 16時~21時:欧州時間
- 21時~6時:ニューヨーク時間
各時間帯によってプレーヤーが異なるため動き方が変わる
8時~15時:オセアニア・アジア時間
- 1日の中で、「継続・揉み合いが」起こりやすい
- AUD、NZD、JPYが動きやすい
FX市場は、イギリスとアメリカの2国だけで全取引高の50%を占める。
そのため、オセアニア・アジア時間は市場参加者が少なくてボラティリティが低下する傾向にある。
欧州やアメリカでは夜のため、積極的な取引は少ない。
その一方でアジアの輸出入業者等の実需取引が多い。
この時間帯でもAUD、NZD、JPNは比較的よく動く。
理由は、各国の経済指標や政策金利の発表が集中しているから。
また、中国の経済状況に左右されて豪ドルが売買される。
相場の動きが継続しやすいので、トレンド相場ならトレンドフォローで勝負し、レンジ相場ならレンジ逆張りを仕掛けると良い。
16時~21時:欧州時間
- 1日の中で、「変化・転換」が起こりやすい
- EUR、GBP、CHFが動きやすい
投機筋が多いため、市場は活発に動く。
そのため、市場のボラティリティが大きくなり、それまでの相場転換が大きくなる。
この時間帯はEU圏内の市場参加者が増え、経済指標が出るため、ユーロ、スイスフラン、ポンド等が動きやすくなる。
欧州時間では、相場の変化や転換が起こりやすいため、トレンド転換、高値安値のブレイクなどがよく見られる。
21時~6時:ニューヨーク時間
- 1日の中で、「発展・拡大」が起こりやすい
- USD、CADが動きやすい
ニューヨーク時間では、EUの投機筋に加えて、アメリカの投機筋が加わる。
そのため、市場の値動きが最大化しやすい。
特に21時~2時頃までは欧州市場とNY市場が被るためよく動く。
市場の動きが乱高下しやすく、値幅が最大化しやすい。
この時間帯は、アメリカやカナダの指標が発表されるため、ドルやカナダドルが動きやすい。