
元メガバンク為替ディーラーさんが実際に読んで、現在も定期的に読み返している本6冊のご紹介です。
要約
FXの本は本当に多い。
本屋に行くと「副業で○億円稼いだ方法」「最強の手法」と書かれている本はやめておいた方が良い。
FXは海外の投資家が書いた本の方がオススメ
1冊目:一番売れてる月刊マネー誌ザイが作った「FX」入門 改訂版
FXを始める人が一番最初に読むべき本。
FX入門書の決定版。
内容はFXの仕組みから専門用語、基本的なテクニカル分析とファンダメンタルズ分析等が学べる。
2冊目:先物市場のテクニカル分析
非常に勉強になるテクニカル分析解説書。
テクニカル分析の決定版と言って良い。
金融機関でもディーリングルームでほとんどの人が読んでいた。
内容はダウ理論、トレンドライン、チャートパターン、移動平均線、オシレーター等が体系的に網羅されている。
3冊目:高勝率トレード学のススメ
一通りのテクニカルを学んだ後に読むと効果的。
実践的なテクニカル分析の方法が学べる。
より高勝率なポイントだけを狙ってトレードできるようになる。分厚いがその分だけ勉強になる。
4冊目:為替相場の分析手法
ファンダメンタルズ分析用の本。
シティバンクの発行する本格的な本。
為替相場の決定理論である、購買力平価説、金利平価説、各中銀の金融政策の目的など為替相場の本質を学ぶことができる。
短期トレーダーであっても、この内容を知っているか知っていないかで優位性が違ってくる。だが、内容は高度。
5冊目:デイトレード
トレードにおける心構えや投資哲学を学ぶ本。
テクニカルの内容は書かれていないが、定期的に読み返すべき本。
トレード経験を積めば積むほど、この本で新たな気付きが得られる。
6冊目:ゾーン
ゾーンとは、「恐怖心ゼロ、悩みゼロで、結果は気にせず、淡々と直感的に行動し、反応し、ただその瞬間に「するだけ」の境地」
投資のための心理を学べる本だが、読みにくい。
本を読んで勉強するポイント
1回読んで吸収するのは無理なので何度も繰り返して読む。
分からないところは飛ばす。経験や知識を積んで、後に読んだときに分かる事もある。